司法書士事務所について

一般的には司法書士業務を行う事務所を司法書士事務所と呼びますが、司法書士事務所には個人事務所と法人登記された司法書士法人があります。

司法書士は所属する事務所が所在する地域に設立された司法書士会に入会しなければ業務を行うことができません。

司法書士法人とは

いわゆる司法書士事務所は個人事務所が圧倒的に多く、法人登記された司法書士法人はあまりありません。

平成15年以前は司法書士は個人事務所での運営が原則でしたが、平成15年4月1日より司法書士も法人の設立が可能となりました。

その後令和2年8月1日の司法書士法改正により、一人であっても司法書士法人を設立することが可能になり、司法書士法人となっている司法書士事務所は増加傾向にあります。
また、司法書士法人となっている司法書士事務所の名称には「司法書士法人」を含める決まりがありますので、事務所の名称を見れば法人登記された司法書士法人か個人事務所かがわかります。

なお、依頼する側から見た場合、個人事務所と司法書士事務所では依頼できる内容に差はありません。
（事務所ごとに得意とする業務分野が異なる場合があります）